
年齢を重ねるほど、
ふとした瞬間に誰かと自分を比べてしまうことがある。
若さや勢い、変化の速さ。
けれど、その比較が自分を前に進ませてくれるとは限らない。
■ 比べるほど見えなくなるもの
比べることで目に入るのは、自分に「ないもの」ばかり。
本当は、時間をかけて積み重ねてきたものほど、
静かで、外からは見えにくいだけなのに。
経験や判断力、揺れにくさは、競争の中では評価されにくい。
■ 若さから離れたところにある強さ
若さとの比較から一度距離を取ってみると、別の強さが見えてくる。
自分のペースを知っていること。
無理をしすぎない選択ができること。
何を大切にして生きたいかが、自分の中ではっきりしていること。
■ 軸を持つ人の佇まい
自分の軸を持つ人は、揺れにくい。
流行や周囲の評価に振り回されず、
「私はこれでいい」と静かに立っていられる。
その安心感は、言葉よりも先に表情に表れ、
落ち着いた視線や佇まいとして自然に伝わっていく。
美しさは、競うものではない。
誰かより上か下かではなく、自分が自分を信じられているかどうか。
もし今、比べることに少し疲れてしまったなら、
それは自分の軸に戻る合図かもしれません。
あなたの歩んできた道や経験が、
そのまま価値として認められる場所があります。
わたしたちは、あなたの翼になります。
面接担当 赤松利糸子

コメントを残す